能登半島地震からもうすぐ1年。災害の発生直後は被災地の動きに注目が集まりますが、月日が経つと私たちの意識は薄れてしまいがちです。しかし、復興までの道のりは長く、考えるべき問題もさまざまです。いつどこで起こるか分からない災害に対し、私たちが身につけるべき行動とは。 被災地の暮らしを「元に戻すこと」の意味災害が起きて被災地の暮らしが元に戻るまで、大きく3つのフェーズがあります。発災から72時間は人の生死に関わる対応をする「応急」フェーズ、1週間後から1ヶ月までは日常のインフラを
「ダイエットしたい」「断捨離したい」「親を旅行に連れていきたい」など、やりたいことはたくさんあるのに、つい先延ばししてしまうことはありませんか? 人は行動しようと思ってもなかなかできない、いつになっても行動しないのはなぜでしょうか。 三菱総合研究所は2023年4月に公開したコラムで、人が行動しない原因(ボトルネック)を分析しました。この内容はXで度々話題となり、「やりたいことがあっても始められない人は必見!」「自分の環境をうまく使って、ものごとに向き合わなきゃ」「人事など
インフラが抱える「三重苦」と、待ったなしの対応FR MRIでは、災害対策効果を可視化し、対策の優先順位を検討するための評価ツールを開発しています。まずはこのツールを開発するに至った背景を教えてください。皆さん、どのような問題意識を持っていたのでしょうか。 東穗 かつては主に西日本が中心であった勢力が強い台風被害も、これまでそのような被害をあまり考えられなかった地域でも見られるようになりました。また関東大震災から100年が経過し、首都直下地震や南海トラフ地震をはじめ、繰り返